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生産者レポート Vol.05

花への情熱と深い愛情が、⽢い⾹り漂う美しい花を咲かせる。
スイートピー/ 栗林健⼀さん(長崎県)

生産地

蝶のような花びらが美しいスイートピー。

冬の柔らかな陽の光が差し込む雲仙市国見町。遠くに美しい有明海を望む高台に、花農家の栗林健⼀さんのハウスが立ち並んでいます。
ハウスに⼀歩⾜を踏み⼊れると、ふわりと⽢い⾹りが辺りを包み込みます。ここに咲いているのはスイートピー。
ひらひらとした蝶のような花びらが美しく、見ているだけで優しく穏やかな気持ちにさせてくれます。

生産地

深い愛情と情熱を持って、花を育てる。

栗林さんは、育てるのが難しいとされるスイートピーの栽培に積極的に挑戦し、深い愛情と情熱を持って、毎日真剣に花と向き合っています。栗林さんには花を育てるうえで大きなこだわりが。それは、『⼀から種をまき、苗を作るところから自分の手で行う』ということ。
「⼈⼀倍、手を掛けて大切に育てた花を出荷するときの思いは格別なものです。」と栗林さんは語ります。
スイートピーは種の段階から、0℃〜2℃の低温での冷蔵処理や、発芽してからの徹底した温湿度管理が求められます。またマメ科の植物であるため、つるを這わせるためのネットの設置や連作障害対策を施す必要もあり、成長過程において、たいへん繊細な花であるといえます。
手間暇と時間をかけて育てられた栗林さんのスイートピーは、茎が太く、とても丈夫で、大切に育てられてきたことが⼀⽬でわかる上品な美しさを纏っています。

生産地

切磋琢磨し合う、仲間たちの存在。

ここまで情熱とこだわりを持って花づくりに取り組めたのは、⼀緒に働くスタッフの仲間と、同世代の花農家仲間の存在があったからだと栗林さんは語ります。長崎県内には栗林さんと同世代の花農家の⽅が多くいらっしゃって、時にはライバルとして、時には花作りのアドバイスを出し合う仲間として日々切磋琢磨しています。

生産地

夢である「日本⼀」を⽬指して。

「自分が育てた花で、皆が笑顔になってくれるのが嬉しいです。」と栗林さん。 これからも夢である「日本⼀」を⽬指し、花作りに情熱を注ぎ、美しい花を育てていく栗林さんの活躍に今後も⽬が離せません。
栗林さんが育てたスイートピーは、オフィスを優しい空間へと彩を与え、見る⼈にたくさんの笑顔を運んでくれることでしょう。

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