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生産者レポート Vol.01
若い力を活かしたカーネーションの栽培
諫早カーネーション部会 / 長崎県
美しい橘湾を望む諫早市飯盛町。周りに⼭のない開けた段々畑の連なるこの地で、育てられているのは諫早カーネーション。太陽の光を全身に浴びた、新鮮でみずみずしい花々が美しく咲き誇っています。
30代〜50代の若手2代⽬メンバーで構成されている諫早カーネーション部会は、品種構成などに新しいアイディアを出し合い、若い力を活かしたカーネーションの栽培に積極的に取り組んでいます。
実は、ここ諫早は全国で10本の指に⼊るほどの
有数のカーネーションの生産地
年間400万本の諫早カーネーションが、全国各地へと届けられています。
諫早カーネーションの魅力は何といっても「品質の良さ」。
高品質を保つために、育て⽅には独自のこだわりがあります。
カーネーションの栽培に⽋かせないのが日射量。諫早カーネーションは、全ての苗へ朝から⼣⽅まで⼗分な日光を当てるために、苗同士が重ならないよう定植段階から調整を行っています。また、仕立て本数の制限をし、⼀本の花に多くの養分を行き渡らせるようにすることで、より厳選された品質の良いカーネーションに成長させるよう⼯夫が施されています。
毎日、明るく前向きにカーネーションと向き合う
そんな丹精込めて育てられた諫早カーネーションも、新型コロナウイルスの流行により、冠婚葬祭や歓送迎会が無くなったことで、贈答⽤の花の需要が落ち込み、花を捨てざるを得ないという多大な影響を受けました。しかし、そのような状況でも部会メンバーは皆、明るく前向きにカーネーションと向き合い、毎日、手間暇と愛情をかけてカーネーションを育て続けています。
若手メンバーの知恵とチームワーク
諫早カーネーション部会のメンバーの⽅は、「カーネーションを手にして、綺麗だねと嬉しそうに喜ばれている⽅の姿を見た時が、花農家をやっていて⼀番のやりがいを感じます。」と話してくれました。
若手メンバーの知恵とチームワークで、作り出される美しいカーネーションはオフィス空間を瞬く間に華やかで優しい空間へと変化させてくれることでしょう。
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